園児たちと宝永山へ登りました
今シーズン最初のお客様は可愛らしい園児の皆さんでした。
子供たちと登るのは結構久しぶりでしたが、みんな仲良くしてくれて私も楽しく、勝手に感動して危うく泣くところでした(T_T)
宝永山は静岡県側の富士宮口から登るのが定番となりますが実際登ると結構大変なんです。

右のいちばん高い山が宝永山
一度火口の中へ下ってから登り返す登山道は砂礫帯なので一歩踏み込んでも半歩ズリ落ちるというなかなか進まない道なのです。
登るのは大変だけど天気には恵まれて暑いほどでした。

雲海!でも上にも雲
一日目は富士山の標高に慣れるために五合目から樹林帯を歩いて六合目の山小屋へ向かう。
宿泊する山小屋なので荷物を軽くしてから山歩(散歩)に宝永第一火口までいきオヤツを食べる。
夕方には山小屋に戻り翌日の宝永山登山へと備えて眠りにつきました。
ここに来るまでにも山歩きをして練習をしていたという園児のみんな!
そして昨日の山歩の成果もあり調子は良さそう。

富士山を背景に記念写真
昨日歩いた火口まではかなり順調です。
火口最下部まで着いたら山頂までは登りしかありません。
ここからが大人でも根を上げるほどの急でなかなか進まない道です。
疲れて歩けないという子もいれば、涙を浮かべながら歩く子もいました。
そんな時に先生から決断を迫られます。
一人一人に聞いていました。

決断をするのは大人でも大変
もしかしたら周りの子の意見に流された子もいたかもしれないけど全員一致で山頂まで行く決断をしました。
ここからが凄い(私はとても感動した)
自分自身で行くと決めた園児たちは弱音を吐かなくなりました。
小さな身体でも自分で決めた責任感というものを感じていたのでしょう。
もちろん辛そうな子もいたけど全員本当に良く頑張りました!!

宝永山登頂!おめでとうございます!
道中、転んだりする子もいたけれど怪我になるようなこともなく体調も崩すことなく、みんなの頑張りに私も助けられました。
もう少し大きくなったら家族で富士山の山頂目指して戻ってきてくれたら嬉しいな。
登山ガイドって良い仕事だわ~
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