初心者🔰必見!富士山登山の持ち物リスト2025年版【ガイド直伝】
✅この記事でわかること
- 富士山登山初心者に必要な装備と持ち物(2025年最新版)
- 山小屋泊を想定した1泊2日の持ち物チェックリスト
- ガイドが教える装備の使い方や注意点
- 富士登山を安心・快適に楽しむための準備方法

富士山五合目から見上げる朝の赤富士
🗻はじめに|富士登山は特別な体験。準備でその価値が変わる!
「富士山に登ってみたいけど、何を持っていけばいいの?」
そんな不安を持っている方はとても多いです。特に初心者にとっては、標高差・寒さ・天候といった山の厳しさにどう備えたらいいのか、わからないことだらけ。
こんにちは。登山ガイドのかんちゃんです。
私は毎年多くの方と一緒に富士山に登っていますが、多くの方にとって、富士登山は人生の中で数少ない貴重な登山体験となっています。
その大切な経験を、より安全に、快適に、そして素晴らしい思い出にするには「準備」が何よりも大切です。
この記事では、2025年の富士登山に必要な持ち物・装備をガイド目線でわかりやすく解説します。
🧭【基本情報】富士山登山のモデルプラン(初心者向け)
🗻 富士山登山は「1泊2日・山小屋泊」がおすすめ!
初心者におすすめの登山スタイルは、1泊2日で山小屋に宿泊しながら登る方法です。
夜に山小屋で仮眠をとり、早朝に山頂を目指してご来光を見るのが定番ルート。ゆっくりと高度に慣れながら登れるので、高山病リスクも減らせます。

ご来光は山小屋の前や登山道の途中でも見ることができます。
🗻想定ルートは「吉田ルート」+「富士宮ルート」
✅吉田ルート(山梨県側)
- 五合目:富士スバルライン五合目(最も人気)
- 山小屋・売店・トイレなどが充実
- ご来光が登山中に見える
- 初心者に最も選ばれているルート
✅富士宮ルート(静岡県側)
- 最短ルート(五合目の標高が高い)
- 比較的人が少なく静か
- 剣ヶ峰(日本最高地点)を最も短く目指せる
🧭 かんちゃんのおすすめ
ご来光がメインなら山小屋の前や登山道からでも見られる吉田ルートが良い。富士山剣ヶ峯(日本最高峰)や山頂郵便局がメインなら富士宮ルートがおすすめです。
🌞 富士山の気温・天候は“夏”ではない!
標高地点 | 気温(夏) | 特徴 |
---|---|---|
五合目 | 15〜20℃ | 風があれば肌寒い程度 |
山頂 | 0〜5℃ | 風が吹くと体感温度は氷点下 |
天気 | 変わりやすい | 風雨、雷もあるため装備が命綱 |
🎒【完全チェックリスト】富士山登山に必要な持ち物・装備【2025年版】
✅【必須】富士山登山の基本装備リスト
装備 | 内容・ポイント | かんちゃんのアドバイス |
---|---|---|
登山靴 | ミドルカット以上、しっかり足首を保護できるもの | 足元が安定すれば体力も温存できます。事前に履き慣らしておこう! |
レインウェア | 上下セパレート型、防水透湿素材(ゴアテックス等) | 雨風だけでなく防寒にもなります。傘はNG! |
ザック(30L前後) | 山小屋泊に必要な荷物が入る容量。雨蓋・チェストベルト付き | ザックカバーも忘れずに。重さは全体で7〜8kg以内に! |
ヘッドライト | 両手が空くLED式。予備電池も必須 | ご来光を見に行くなら夜間行動は避けられません |
防寒着 | フリースまたは薄手ダウン、ウィンドシェルなど | 夏でも山頂は0〜5℃。防寒着がないと高山病のリスクも増します |
手袋 | 防寒・防風用。滑り止め付きが安心 | 岩場や冷たい風に備えて。軍手はおすすめしません |
登山用ソックス | 厚手で速乾性素材 | ウール素材は保温性、防臭性もよいです |
帽子 | 日よけ用+防寒用の2種類あると◎ | つば付きとニット帽の両方があると安心です |
✅【山小屋泊に必要な持ち物】
持ち物 | 内容 |
---|---|
着替え(下着・Tシャツ等) | 荷物が増えるので必須ではない |
耳栓 | 山小屋は音が気になる人が多いです |
洗面セット(歯ブラシなど) | 水は使えない所が多いので、最低限でOK |
小銭(100円玉多め) | トイレ用の小銭、最近は電子マネーが利用できる小屋もあり |
モバイルバッテリー | スマホの電池対策。写真もたくさん撮りますからね! |
✅【行動中に必要なもの】
持ち物 | 内容 |
---|---|
行動食 | ナッツ、ようかん、チョコ、カロリーメイトなど手軽なもの |
水(1.5~2L) | 飲料+スポーツドリンクも◎。軽量化のために山小屋で買い足すのもおすすめ |
サングラス・日焼け止め | 紫外線は強烈!目と肌を守りましょう |
ポケットティッシュ | トイレ用・ちょっとした掃除に |
ジップロックやビニール袋 | 荷物全部をビニール袋に入れて雨対策もして小分けもすると便利 |
✅【あると快適なプラス装備】
持ち物 | おすすめポイント |
---|---|
ストック(登山用) | 足の負担を軽減。特に下山で効果大 |
ネックゲイター | 首元の保温・日よけに使えて万能 |
絆創膏・テーピング | 靴ずれ・膝痛の応急処置に |
マスク | 乾燥防止や砂埃対策にも使えます |
保険証のコピー | 万が一の怪我や体調不良に備えて携帯を |
🔍かんちゃんからの一言アドバイス
登山で一番多い失敗は「荷物の選びすぎ」と「防寒対策の甘さ」です。
「念のため持っていく」より、「本当に必要なものを厳選」することで、体力と気力を温存できます。
準備が登山の成功を左右しますよ!
💡【実体験からのアドバイス】ガイドが見てきた「失敗しない登山準備」
「富士山は夏の山」と思って軽装で来る人が多すぎる!
気温差・風・雨…「登山=汗をかくから薄着でいい」と思っていると痛い目に。
防寒着・レインウェアは命を守る装備です!
「疲れたときこそ、こまめな補給が命綱」
脱水・低血糖=高山病の原因にも。
がぶ飲みせず、こまめな水・糖分・塩分補給を意識!
「ザックの中身を知らない=本番で慌てる」
荷物の配置、ザックのバランス、ヘッドライトの点け方…
事前の練習・確認が安心感を生みます!
「一緒に登る人=最高の思い出を共有する存在」
誰と登るかで、富士登山の印象は180度変わります。
不安な方こそ、ガイドと一緒に登るという選択肢も検討してみてください。
「本番前に装備を背負って歩く」ことで安心感が段違いに!
富士山登山に使う全装備をザックに詰めて、近所や低山で半日ほど歩いてみましょう。
肩や腰への負担を確認でき、靴やウェアの相性もチェックできます。
本番前に装備の重さや使い勝手に慣れておくことで、当日の不安が大きく軽減されます。
🧳まとめ|富士山登山は「準備がすべて」。最高の思い出をつくる一歩に!
富士山は誰もが登れる山でありながら、本格的な登山の厳しさも持つ特別な存在です。
だからこそ、しっかり準備をして登れば、きっと一生心に残るような体験になるはずです。
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そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
登山ガイドのかんちゃんが、あなたの富士山登山を全力でサポートします!
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