台湾からのお客様19名と富士山へ|吉田ルートで全員登頂
7月某日、台湾からのお客様19名を富士山・吉田ルートでご案内しました。
今回は旅行会社のツアーで、添乗員兼通訳の方と一緒に富士山頂を目指します。
言葉や文化は違っても、一緒に山を歩いていると自然と伝わるものがあります。
そんな台湾からのお客様との、2日間の富士登山をご紹介します。

スバルライン五合目から、いよいよ富士山へ!
台湾からのお客様19名と吉田ルートへ
登山のスタートは、富士スバルライン五合目。
出発前に全員で集合写真を撮り、これから始まる富士登山に向けて準備を整えます。

全員の靴には、仲間が分かるようにピンクの目印。
出発前には、全員の靴にピンクのリボンを結んで目印にしていました。
19名という人数になると、登山道にはほかの登山者もたくさんいます。こうしたちょっとした工夫でも、仲間を見分けやすくなります。
準備ができたら、いよいよ吉田ルートを歩き始めます。
七合目のトモエ館に宿泊
この日は15時頃にスバルライン五合目を出発しました。
初日の目的地は、吉田ルート七合目にある山小屋「トモエ館」です。

この日の宿泊は、吉田ルート七合目のトモエ館。
翌日の登頂に備えて、ここでしっかり身体を休めます。
富士登山では山頂を目指すことに意識が向きがちですが、初日に無理をしすぎず、標高に身体を慣らしながら休むことも大切です。
トモエ館前から迎えたご来光
翌朝は、山頂を目指す前にトモエ館の前でご来光を待ちました。
雲の多い朝でしたが、しばらくすると雲の切れ間から太陽が姿を見せてくれました。

雲の切れ間から現れた、トモエ館前でのご来光。
このとき山頂付近は雲に覆われていて、後から山頂にいた方に聞いたところ、山頂ではご来光を見ることができなかったそうです。
富士山というと「山頂でご来光」というイメージが強いかもしれません。
しかし、吉田ルートでは山小屋の前や登山道からでもご来光を見ることができます。
必ずしも山頂まで夜通し歩かなければ、ご来光を楽しめないわけではありません。
今回はトモエ館の前でゆっくりご来光を楽しんでから、山頂を目指して登山を開始しました。
約6時間かけて富士山頂へ
ご来光を見てから山頂を目指し、約6時間。
19名全員で富士山頂まで登ることができました。
登頂した頃には天候も回復し、富士山の大きな火口を眺めることもできました。

19名全員で富士山頂へ。火口を背に記念撮影!
今回特に印象に残ったのが、台湾のお客様が本当に写真を楽しんでいたことです。
予定だけを考えれば、登頂後はできるだけ早く下山を始めたいところでした。
ただ、せっかく台湾から富士山まで来て、全員で山頂に立つことができた時間でもあります。
そこで添乗員兼通訳の方とも相談し、下山に必要な時間やお客様の体力などを確認したうえで、山頂で写真を楽しむ時間を取りました。
登山では予定通りに行動することも大切です。
その一方で、安全面や時間に余裕があるのであれば、お客様が「今ここで楽しみたい」と思っている時間も大切にしたいと考えています。
山頂に立つことだけではなく、そこで過ごした時間まで含めて富士登山の思い出になってくれたら嬉しいです。
最後まで安全に下山するために
山頂での時間を楽しんだあとは、五合目までの長い下山です。
ところが下山途中、添乗員さんが膝を痛め、歩くことが難しくなってしまいました。
そこでハーネスとスリングを使って後方から身体を補助し、膝への負担をできるだけ減らしながら下山しました。
富士登山は、山頂に到着したら終わりではありません。
長い下山では疲労もたまり、登りでは問題のなかった膝や脚に痛みが出ることもあります。
全員が無事に五合目まで戻って、初めて登山終了。
今回も最後まで安全に下山できて、本当に良かったです。
言葉が違っても一緒に楽しめる富士登山
下山後、お客様からは「謝謝!」と声をかけていただき、一緒に記念写真も撮りました。
私自身、台湾華語を十分に話せるわけではありません。
それでも、一緒に歩いて、休憩して、山頂を目指して、無事に下山する。
2日間を一緒に過ごしていると、言葉だけではないコミュニケーションもたくさんあります。
最後に皆さんの笑顔を見ることができたことが、ガイドとして何より嬉しい締めくくりになりました。
台湾から来てくださった皆さん、富士登山お疲れさまでした!
Summit Push Mountain Guideでは、富士山をはじめ、プライベートガイドを中心に登山をご案内しています。
初めての富士登山や少人数での登山について、不安なことがあればお気軽にご相談ください。
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