富士宮ルートで富士山登頂|剣ヶ峰とご来光
今回ご案内したのは、九州からお越しのお客様4名。
富士宮ルートから1泊2日で富士山頂を目指しました。
山頂ではご来光を迎え、さらに日本最高地点となる標高3,776mの剣ヶ峰へ。
登りだけでなく、疲労がたまった状態での長い下山まで含めて、富士登山の大変さと魅力の両方を感じる2日間となりました。
九州からのお客様4名と富士宮ルートへ
今回歩いたのは、静岡県側から富士山頂を目指す富士宮ルートです。
富士宮口五合目は標高約2,400m。富士山の主要4ルートの中では、最も高い場所から登山をスタートできます。
そのため山頂までの距離は短い一方、標高差が大きく、急な登りが続くのも富士宮ルートの特徴です。
今回のお客様4名も、一歩ずつ標高を上げながら山頂を目指しました。

4名全員で富士山頂へ。登頂おめでとうございます!
富士山頂で迎えたご来光
山頂へ到着する頃、東の空が少しずつ明るくなってきました。
太陽が出る前の富士山では、空の色が刻々と変化していきます。

ご来光を待つ時間。空一面に朝焼けが広がっていきます。
そして雲海の向こうから、太陽が少しずつ姿を現します。

雲海の向こうから、少しずつ太陽が姿を見せます。
ほんの短い時間ですが、空の色も雲の表情も次々と変わっていきます。

雲海の上に昇るご来光。ここまで太陽が出ると肉眼ではかなり眩しくなります。
山頂でご来光を迎えられるかどうかは、その日の天候次第です。
今回は天候にも恵まれ、山頂からゆっくりと昇ってくる太陽を見ることができました。
日本最高地点・剣ヶ峰へ
ご来光を見たあとは、さらに富士山の最高地点である剣ヶ峰を目指しました。
富士山の標高は3,776mですが、山頂エリアに到着しただけで剣ヶ峰に立てるわけではありません。
富士宮ルートの山頂からさらに歩き、標高3,776mの日本最高地点を目指します。
今回は4名全員で剣ヶ峰まで行くことができました。
富士山頂への登頂、ご来光、そして剣ヶ峰。
ここまで順調に歩いてきましたが、富士登山はまだ終わりではありません。
登頂後に待っている長い下山
山頂まで登ったあとは、五合目まで自分の脚で戻らなければなりません。
今回も下山では疲労がたまり、想定していたより時間がかかりました。
登りでは問題なく歩けていた方でも、長い下りになると脚や膝への負担が大きくなります。
さらに、すでに山頂まで登ってきた疲労がある状態からの下山です。
だから私は、富士登山では「山頂に立つこと」だけをゴールにしないことが大切だと考えています。
山頂に到着した時点で残っている体力、天候、時間、そして下山に必要な時間まで考えて行動しなければなりません。
今回は時間こそかかりましたが、4名全員が最後まで歩き、無事に五合目まで戻ることができました。
少人数だからできる富士登山
今回のような4名での登山では、一人ひとりの歩くペースや体調を確認しながら進めることができます。
予定より時間がかかっているからといって、単純にペースを上げればよいわけではありません。
疲れている方がいれば休憩を取る。天候や体力によっては予定を変更する。そして余裕があれば、その場所でしか見られない景色を楽しむ。
その日の状況を見ながら調整できることは、少人数で登る大きなメリットだと思います。
もちろん、ガイドと一緒だから必ず登頂できるわけではありません。
状況によっては登頂を断念する判断をすることもあります。
大切なのは登頂だけを成功と考えるのではなく、その日の条件の中で安全に富士山を楽しみ、無事に帰ってくることです。
山頂から無事に戻るまでが富士登山
今回の2日間では、九州からお越しのお客様4名全員で富士山頂に立ち、ご来光を見て、さらに剣ヶ峰まで行くことができました。
一方で、下山では疲労によって予定より時間がかかりました。
富士登山では、登頂できたかどうかだけではなく、最後まで安全に歩ききることが大切です。
五合目まで無事に戻って、初めて富士登山は終了。
今回も4名全員で無事に下山することができ、本当に良かったです。
これから富士山を目指す方にも、ぜひ山頂までではなく「下山まで」を考えた計画を立てて、富士登山を楽しんでもらえたらと思います。
Summit Push Mountain Guideでは、富士山をはじめ、プライベートガイドを中心に登山をご案内しています。
初めての富士登山や少人数での登山について、不安なことがあればガイドをご依頼いただく際にご相談ください。
この記事へのコメントはありません。