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2026年1月10日、福島県の冬の安達太良山を歩いてきました。

前日まで青森県に滞在していましたが、冬型の気圧配置で青森県内は荒れ模様。次の目的地へ向かう途中で立ち寄ることができ、比較的天候が安定しそうな山を探した結果、安達太良山を選びました。

今回は、あだたら高原スキー場側から山頂を目指し、下山はくろがね小屋方面を経由する周回ルートです。

当日は快晴。山頂付近では冬山らしい強い風を受けましたが、青空と雪に覆われた山々を眺めながら、久しぶりの冬山をゆっくり楽しむことができました。

そして今回の登頂で、日本百名山は64座目となりました。

安達太良山について

安達太良山(あだたらやま)は福島県に位置する日本百名山で、最高峰の箕輪山は標高1,728m。一般に安達太良山の山頂として登られる乳首山は標高約1,700mです。

安達太良連峰は火山活動によって形成された山域で、開けた稜線や荒々しい火山地形など、場所によって大きく景観が変わります。

無雪期には多くの登山者が訪れる山ですが、積雪期は状況が大きく変わります。

特に森林限界を越えた山頂付近は風の影響を受けやすく、強風や低温、視界不良などによって難易度が大きく変化します。

今回のような快晴の日だけを基準にせず、冬に登る場合は防寒・防風装備を整え、天候や積雪の状況に合わせて行動する必要があります。

冬の安達太良山を選んだ理由

前日まで青森県に滞在していましたが、冬型の気圧配置の影響で青森県内は荒れた天候となっていました。

そこで、次の目的地へ向かう途中で立ち寄ることができ、なおかつ比較的天候が安定しそうな山を探すことに。

1月上旬としては比較的穏やかな予報だったことから、今回の目的地を安達太良山に決めました。

冬山では「登りたい山」だけで行き先を決めるのではなく、その日の天候や風、積雪、自分たちの行動時間などを考え、条件の良い山を選ぶことも大切だと思っています。

冬の安達太良山・奥岳登山口の道標

車はスキー場駐車場に停めさせていただきました。

今回歩いた安達太良山のルート

今回は、あだたら高原スキー場から登山を開始。

五葉松平方面から安達太良山山頂へ登り、下山はくろがね小屋方面を経由して登山口へ戻る周回ルートを歩きました。

登りと下りで異なる景色を見ることができるのも、周回ルートの魅力です。

なお、くろがね小屋は建替工事に伴い休業しています。営業状況や工事期間などは変更される可能性があるため、登山前に最新の公式情報を確認してください。

くろがね小屋|最新情報はこちら

冬の安達太良山|登山当日のコンディション

この日の天候は快晴。

山頂付近ではおおよそ10m/s前後の風があり、標高を上げるにつれて冬山らしい寒さを感じるようになりました。

  • 天候:快晴
  • 風:山頂付近でおおよそ10m/s前後
  • 積雪:この時期としては少なめ

大きな天候の崩れはなく視界も良好でしたが、山頂付近では風の影響を強く感じました。

麓が穏やかでも、標高を上げると状況が変わるのが冬山です。

あだたら高原スキー場から山頂へ

あだたら高原スキー場から登山開始です。

まずはスキー場脇の林道を歩き、五葉松平方面へ向かいます。

安達太良山登山者向けのスキー場通行時の注意事項

ルールを守り、気持ちよく山で遊ばせてもらいましょう。

この日は積雪量が比較的少なく、登り始めはツボ足でも歩くことができました。

ただし、冬山の雪面は日によって大きく変化します。

同じルートでも積雪や凍結の状態によって必要な装備は変わるため、その日の状況に合わせてアイゼンなどを適切に使うことが大切です。

写真は、スキー場から五葉松平までの様子です。

標高を上げるにつれて少しずつ視界が開け、冬山らしい景色へ変わっていきました。

画像をタップすると大きな写真で見ることができます。

冬の安達太良山山頂へ

五葉松平から先は比較的緩やかな登りが続きます。

この日は青空が広がり、雪の白さとのコントラストがとても印象的でした。

周囲には、これから雪をまとって大きくなっていきそうな小さな樹氷もちらほら。

空があまりにもきれいで、急いで歩いてしまうのがもったいなく感じます。

いつもより休憩を多めに取りながら、久しぶりの冬山をのんびり楽しみました。

冬の安達太良山山頂へ続く雪道を歩く登山者

空が綺麗すぎます。

雪に覆われた冬の安達太良山山頂直下

ここを登り切れば登頂です。

冬の安達太良山山頂で記念撮影する登山者

登頂しましたが、風は強く長居はできない感じでした。

山頂に到着すると、やはり風は強め。

青空が広がっていても、風を受け続けると身体は一気に冷えていきます。

景色を楽しみながらも長居はせず、下山へ向かいました。

そして今回の安達太良山で、のんびり進めている日本百名山は64座目となりました。

これまでに登った日本百名山については、こちらにまとめています。

日本百名山の登山記録まとめ

くろがね小屋方面へ下山

下山は登ってきた道を戻らず、くろがね小屋方面へ向かいました。

周回することで登りとは違った景色を楽しめますが、この日はピストンで下山する登山者の方が多かったように感じます。

こちら側は人通りが少なく、場所によっては雪を踏み抜くこともありました。

また、日差しが届かない場所も多く、登りで歩いた斜面と比べて肌寒く感じます。

同じ山でも斜面の向きや日当たり、風の影響によって体感はかなり変わります。

下山だからと気を抜かず、雪面の状態を確認しながら進みました。

※くろがね小屋は建替工事に伴い休業しています。最新の状況は公式情報をご確認ください。

下山後は二本松で下山メシ

無事に下山したあとは、楽しみにしていた下山メシ。

今回は「二本松バイパスドライブイン」に立ち寄りました。

福島県二本松市の二本松バイパスドライブイン外観

今回は『二本松バイパスドライブイン』に立ち寄りました。

二本松バイパスドライブインのレバー炒め定食

レバー炒め定食 900円

注文したのはレバー炒め定食。

大きな駐車場があり、大型トラックも停められる昔ながらのドライブインです。

定食のご飯はおかわり無料。

「今日は登山のあとだから」という言い訳をしながら、自分もしっかりおかわりさせていただきました。

冷えた身体で食べる温かいご飯は、やっぱり美味しいですね。

おわりに|冬の安達太良山を歩いて

1月上旬の安達太良山は、快晴の青空と雪景色に恵まれ、冬山らしい空気を存分に感じられる一日となりました。

今回のコンディションでは比較的落ち着いて歩くことができましたが、山頂付近では強い風を受けました。

冬の安達太良山は、天候や風、積雪によって状況が大きく変わる山です。

今回歩きやすかったからといって、いつでも同じ条件とは限りません。

その日の状況を確認し、必要な装備を準備し、無理をしない。

冬山では当たり前のことですが、その基本を大切にしながら、青空の下で気持ちの良い山歩きを楽しむことができました。

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